

はじまり
家業は紋章上絵業だ。 着物に家紋を描き入れる仕事である。 私で四代目になるので明治40年頃の始まりらしいがはっきりはしない。 初代は甲府の連雀問屋街、そこから自転車で10分程下った場所に二代目から移って今に至る。 連雀問屋街は今から40年程前までは繊維の問屋を中心に賑わって...


西染物店のこれまでとこれからのこと
コロナ禍で実際に人と会うことが難しい日々が続いている中、西染物店としての取り組み方を模索して3年目の春を迎えました。 今までのように展示会を通して、実際に作品を見て貰えることが、語らずもわたしたちの姿勢というものを感じ取って貰える方法でしたが、まだ不安定な世の中では大手を振...