

はまってます。
ここのところ、文字の染めがある時に原型を妻に筆で書いてもらっています。 お客様にイメージをお聞きして、その方の雰囲気を含めつつ、元々の文字の意味や成り立ちを調べて、書の先生のもとで練習して、精神を集中させて書くという工程でかなり疲れる様で書き終わるといつもフラフラになっています。 思いを込めて書いた文字にはやはり力と流れがあり染め上がりもとても面白いものになるのです。 妻には大変な思いをさせますが最近このやり方にはまってます。


嬉しく思う。
以前、京都の老舗料亭が描かれている昔の絵をみた際に、今と全く変わらないデザインののれんが掛けられていたのにとても感動した事がありました。 それは今見ても古くさくなく老舗の風格があり、静かですが印ものとしての主張がしっかりあるものでした。 良いものは時を経ても良いのだと心底実感しました。 デザイン的にも強度的にも長く使い続ける事ができるものづくりを私も目指しています。といっても実際には制作した時点では充分やり切った感があるものでも振り返ると反省点が出てくるものもあるのですが。日々精進です。 そんな中、当方の諸々のデザインをしてくれているグラフィックデザイナーの妻が3年前に制作した前田源商店さんのコンセプトブックがピエブックス「個性が光る!小さな会社のブランディングブック」に掲載されました。 3年前に制作したものが評価された点とじっくりこつこつやり続け形にしていく妻の姿勢がとても嬉しく、誇りに思いました。 これからも夫婦でじっくりこつこつ楽しんでやっていきたいと思います。 西芙美子 ホームページ https://www.24235.me