手ぬぐい制作｜西染物店

手ぬぐいのこと

染料と生地の違いだけで、着物や帯などの染め方とほとんど同じ方法で手ぬぐいを染めています。

一般的に手ぬぐいの染め方としては多く用いられる注染などの技法に比べ、

一枚づつ手で描いていますので一度にたくさんの量を染めることができません。

着物と縁が遠くなりつつある現代生活の中で、日本人が培ってきた伝統的な表現技法を身近に触れる機会が少なくなってきた今日、少しでも手仕事の表現に触れていただきたいこと、また、できるだけ長くお使いいただけるようにという想いで手ぬぐいを制作しています。

写真はこのシリーズを制作しはじめたばかりに染めた手ぬぐい。

普段の生活で使用し、4年以上は経過しています。

洗濯機で気兼ねなく洗っています。

色落ちもほとんどなく、使い込んだ風合いが味わい深く落ち着いた色合いになりました。

西染物店の手ぬぐいは、蒸気に当てて色止めをするので、しっかりと染料が定着し、色落ちがしにくいのが特徴です。

洗濯機でも安心して洗っていただけます。

また、蒸気に当てることにより、染料も発色がよくなり色が鮮やかです。

手ぬぐいの生地は目の細かく詰まったものを選んでいますので

お使いいただくほどに柔らかくなり、色も落ち着くことで風合いの変化を楽しむことができます。

生活の中で長く使う程に愛着がわいてくる。

ふと自然と生まれてくる、そんな心を大切にしていただけたらと思いながら

できる限り長持ちすることを前提に作らせていただいています。

一枚一枚手染めならではの味わいや手仕事ならではの温かみを楽しんで選んでいただけたら幸いです。

お祝い事などにお使いいただくお誂えの手ぬぐいも承ります。

詳しくはお問い合わせください。

山梨手ぬぐい制作

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